さて、今日は行動分析学のお話。
テーマは、「赤ちゃんはなぜ立つのか」です。

「なぜって、そりゃあ成長するからでしょ」

と、まあ、それはそうなんですが、
もう少しABA(応用行動分析学)的に見てみたいと思います。

赤ちゃんが例えば、何かにつかまって、
たまたまでも立ち上がったりしたら、
周りはどんな反応をするでしょうか

きっと、「○○ちゃん、すごいすごい!」、
と笑顔で喜ぶ反応になるのではないでしょうか。

周りに家族がいたとしたら、「おじいちゃん来て来て!」と呼んだりして、
またみんなで笑顔で「すごいねー!」。

だから、赤ちゃんはまた立ち上がるのです。

このように、行動した(立ち上がった)直後に、
即時フィードバックで良いことを体験すると、
人はその行動を繰り返すようになります。

人の笑顔とか、嬉しいトーンの声かけとかは、
持って生まれてからある「良い刺激(好子)」と言われたりしています。

そして、そのうち立つのが当たり前になってくると、
周りは最初の頃のように、大げさには喜ばなくなってきます。

すると、赤ちゃんは行動を少し変えてきます。

手を挙げてみたり、少し歩いたり、もしくは声を出してみたり。

すると、周りからはまた大きなフィードバックが来ます。

「すごいすごい!歩けたねー!」
と、笑顔でほっぺたをさすりながら褒めたりするわけです。

そして、また自発的にこの行動をするようになる。

この繰り返しで、少しずつ、出来ることが増えていき、
行動が身に付いていくのですね。

人が行動を自発的にするようになるのは、
できる限り即時フィードバックで、行動の直後に良い結果を出すこと。

この成功体験を繰り返していくことが、
ABAマネジメントの基本的な考え方なのです。

ABAマネジメントセミナーでは、
このようなことをお伝えしながら、
職場での成功体験をどう積ませるか、
など考えていきます。

ご興味がございましたら、
ぜひご参加ください。
WEBセミナーですので、どこからでも受講可能です。

★ABA(応用行動分析学)マネジメントセミナー

ABAマネジメントセミナー

—————————————————————————————
★編集後記
—————————————————————————————

箱根駅伝に大興奮!
毎年大好きで、TVですがかぶりついてみています。

頑張っている選手の姿を見ると、
きっと毎日死ぬほど練習しているのだろうなあ、
と考えたりしています。

そして、それに比べて自分はなんと堕落した生活をしているのか、
と自己嫌悪に・・・。

お菓子を食べては、だらだらとTVを見ながら、
寝てしまったり。

うーん、ダメですね。

せめて、年初に掲げた目標は達成できるように、
ちょっと自分に厳しく頑張ってみたいと思います。

そうそう、箱根駅伝ですが、
私の母校もなんとかシード獲得!

強豪校ではないのですが、
今回かなり健闘してくれました!

来年も応援できるのが、
とても楽しみです。