今月、「ABA基礎研修」というタイトルで児童発達支援のスタッフ向けに研修を開催しました。

首都圏を中心に約40名ほどが参加し、行動の基本的な捉え方・行動の原理・機能アセスメントなどについてお伝えしました。

今回の参加者の9割以上が「とても良かった」「良かった」と回答され、このような素敵なご感想をいただきました。

・初めてABAを知りました。今まで「気持ちに寄り添い、考える」となっていましたが、「環境を丁寧に見て、機能を考える」という新しい視点でアプローチできると思いました。
・問題行動を起こしてしまう子を形式的にしか見ていなかったことに反省しました。心を原因とせず、環境と行動の両方を見て関わっていきたいです。
・良くない行動を止めるだけではなく、代替行動を提示する事の大切さを感じられました。
・問題行動が起こった人自身を見ればいいのではなく、周辺の環境にも目を向け、事実を捉えることが大切だと学びました。
・適切ではない行動に対して、なぜそのような行動になるのか、気持ちのありようを考えがちで、それで解決しようとしていました。しかし、客観的に行動を分析し、周りの環境や接し方を変えていくことが重要であると感じました。

講師冥利に尽きるような感想です。

引き続き次月も、応用研修という内容で、具体的に現場で使える行動変容手法をお伝えする予定です。
ABAをただ知るだけではなく、知って現場の行動変容へ活かすことまでいくと素晴らしいと思います。
開催した甲斐が十分あり、今後も楽しみな研修となりました。

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