一日おきに、
「A4一枚評価制度&小さな会社の人事戦略」と、
「行動分析学で人動かす」
というタイトルに関するメールを、お送りさせていただいています。

いつでもこちらから配信停止(https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nearco)できますので、
お気軽な気持ちで読んでいただければ、大変嬉しいです。

さて、連休中は、グループのホームページを
少しリニューアルしていました。

実は、結構好きな作業ですので、
ついつい時間をかけてしまいがち。

プロに任せた方が良いのは分かっているのですが、
趣味みたいなものになってしまっています。

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★「ABA」(応用行動分析学)とは?【行動分析学で人を動かす】
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今回は、ちょっと基本に帰って、
「ABAマネジメント」で用いられている、
ABA(応用行動分析学)を、簡単にご説明します。

「ABA(応用行動分析学)」とは、
英語で「Applied Behavior Analysis」の略のことで、
その頭文字をとって、「ABA」と呼ばれています。

読み方は、
「エービーエー」
というのが一般的です。

私が代表理事を務める「ABA-LABO」は、
読みやすくするため、「アバラボ」としています。

また、明星大学の竹内先生とで、
共同開催しているのは「ゆるABA会」で、
こちらも「ゆるアバかい」と読み、
ABAを「アバ」と、読みやすくする場合もあります。

ABA(応用行動分析学)は、
1960年代に、アメリカの心理学者
バラス・フレデリック・スキナー博士によって、
確立された心理学の一つです。

心理学といっても、
いわゆる「心のなか」とか「精神」というものを
見ようとする、おそらく多くの人がイメージしている
「心理学」とは大きく異なるものです。

「行動分析学」の文字どおり、
徹底した行動の分析を行ない、
どんなときに人(動物)は行動をして、
どんなときに行動しなくなるのか──

その分析を繰り返して、
行動の原理原則を導き出していくものです。

ちなみに、このような実験を行なって、
原理原則を導き出す学問が、
「行動分析学」で、「基礎科学」と言われます。

スキナー博士は、
ネズミやハトなどを、
箱の中に入れて実験を繰り返しました。

行動の「前」の環境がどのような状態か、
行動の「後」の環境がどのように変わるのか、
それを繰り返し実験することで、
行動の「予測」と「制御」ができるようになりました。

この基礎実験から導き出される原理原則を使って、
今度は逆に、人(動物)の行動に働きかけ、
行動を実際によりよく変えていこう、として使われるのが、
「応用」行動分析学ということになります。

なお、人材マネジメントにおける大ベストセラーの、
『人を動かす』(デール・カーネギー著)や、
『一分間マネージャー』(ケン・ブランチャード著)の本文のなかでも、
実は、スキナー博士やABA(応用行動分析学)について触れられているのです。

行動の原理原則として、
彼らの著書の参考となっているわけですね。

ABA(応用行動分析学)の特徴は、
なんといっても「行動」に特化した学問であること。
そして、人(動物)の行動は、
環境の変化によって制御されている、
という結論を出している学問です。

学問ですので、
正しいのか、正しくないのか、
という論争には常にさらされるわけです。

しかし、実際に「行動変容」に「役に立つ」ということは、
間違いありません。

なので、ABAマネジメントでは、
その軸となる考え方で用いています。

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★編集後記
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ホームページの更新とともに、
ブログのアクセスアップをどうしたらよいのか、
検討中。

毎日書いてはいますが、
なかなかアクセスが増えずにいます。

小手先のテクニックではなく、
中身が大事だよ、とは言われていますが・・・。

文章力、役に立つコンテンツ、
どちらもまだまだと認識して、
修行のつもりで、毎日更新続けていきます。